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CCUS 『建設キャリアアップシステム』への登録について

国土交通省は、2023年度には建退共の運用を建設キャリアアップシステムに完全移行し、あらゆる工事での建設キャリアアップシステム実施を義務化する方針です。

公共工事(第三セクターからの発注工事を含む)を中心に受注運営する当社とのお取引先は発注先の意向に沿った会社形態でなければなりません。

2020年1月からは、もともと登録が義務付けられていた【特定技能外国人】に加えて、「技能実習生」と「外国⼈建設就労者」にも建設キャリアアップシステムの登録が義務付けられる事になりました。

建設業が就職先として人気がないのは、3Kの代表格、労働時間に対して賃金が安いなども大きな理由ですが、キャリアパスが見えづらく、キャリアを積み、能力を身に着けたとしても適正な評価を得られないことも理由の一つとしてあります。
そこで、技能者の処遇を改善し、若年層から魅力的な職業であることを目に見える形で示せるよう、建設キャリアアップシステムが運用開始された模様です。
技能者のモチベーションアップ・求職者からの就職先としての魅力アップに繋がるとの見解です。

具体的手段 問い合わせ先
©2022一般財団法人建設業振興基金AllRightsReserved.

①事業者登録・技能者登録・現場情報の登録
・事業者は商号、所在地、建設業許可情報などを登録。
・技能者は本人情報、保有資格、社会保険加入などを登録。
・元請け事業者は現場名、工事内容、施工体制などの現場情報を登録。

②カードの交付・現場での読取
システムに情報登録後、技能者には建設キャリアアップカードが発行されます。
現場で業務にあたる際に、元請け事業者が設置したカードリーダーに建設キャリアアップカードを読み取らせることで、その現場での就業情報が就業履歴として記録され、システムに蓄積されていく仕組みとなっているのです。

※元請け事業者として現場を開設する事業者は、現場を開設する毎に現場名や工事内容などをシステムに登録しなければなりません。

③技能者の能力評価
建設キャリアアップカードはレベル1から順にレベル4までレベルが上がっていき、
各レベルでカードの色が下記のように分けられています。